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詩「夏の炎帝」

愚かに若きことを僕は恥じたが
要らぬ知識で動きの取れぬ老獪さも遠ざけたい
つながれた肉体の欲求に踊らされることもまた
いま必要なのは澄んだ大気
太く長い呼吸が嵐を呼び込み
閉ざしたエナジーが空へと抜けて行くその軽やかさ
生は共振の中にあった
遠くにあるあなたへの愛は目覚めへの警句
内なる誕生を謳歌するために
魂の緯度は太陽に顔を向ける

「何故太陽に…とお前は聞くだろう
答える 内なる諸元素に
     それは隠されている」 と
「それ、太陽の力が」

何も持っていないことを僕は恥じたが
自分の中から生まれる無償のものに魅せられた
モノを求めることの意味と理解することもまた
今日必要なものは錬金術
何もないあたりまえの世界が
精神と肉体の障壁を壊して結びつく同化
共振は無手の中にあった
何もない充溢はつねに姿を現そうとする
時間と運動その創造の働き
魂の空間に目覚める自己の姿を

「何を求める…とお前は聞くだろう
答える 愛を、自己を愛するように 
     お前を愛する」 と
「それ、太陽の働きを」

夏の陽炎は語る 炎帝のラビリンスは立つ
「何を探す…とお前は聞くだろう
答える 雲の意思を
     意思の設計図を問う」 と
「それ、舞踏の根源を」



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  • Posted by 上遠野世方
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